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草野華余子



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草野華余子

白いリコリスの咲く頃に

Lyricist:草野華余子
Composer:草野華余子

くたびれたTシャツの裾を
踏み潰したスニーカーの踵を
あと何回 思い出したら
貴方は過去になるのかな

アスファルトを揺らす陽炎
通り雨の面影も消えて
賑わう街は 夏の匂いに染められて

繰り返す 日々塗り変わる 心の色彩
それでも 鮮明な あの日の青

風が吹くから 貴方を思い出すから
一番近くで見ていてねと 願った
夏が来るから 貴方が口ずさんでいた
あのメロディ 流れ出す ここにある
離れても ここにある

今年も 夏が来るんだな
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あの曲がり角を曲がったら?
駅前の本屋覗いたら?
分かっているよ
'馬鹿みたいだ' と 貴方は笑うかな

胸を刺す痛みも 溢れ止まらない喜びも
その全てが 貴方の記憶が かけがえのない奇跡

こんなに誰かを 大切に思うこと
こんなにも 朝焼けが綺麗なことを知った

貴方に出逢い 世界は色を変えた
いつまでも いつまでも 忘れたくない それでも
こんなこと言ったら 貴方はきっと笑うだろうな
あのメロディ いつまでも ここにある
いつまでも ここにある

今年も 夏が来るんだな